研究課題
基盤研究(C)
本研究では,NIRS(近赤外線分光法)を用いて脳科学的見地から多読指導法の違いによる効果の差を検証した。その結果,多読前後での脳活性状態の差は見られたが,指導法の差による効果の差は見られなかった。さらに,本研究では,様々な多読教材(電子書籍vs.紙書籍,挿絵有vs.と挿絵無,音声有vs.音声無)の効果を検証するパイロットスタディも実施した。その結果,挿絵有教材の有効性が脳活性状態から確認され,特に多読初期の段階における多読教材としての絵本の有用性が示唆された。
英語教育