平成24年に発足した一般社団法人日本言語聴覚士協会の「言語聴覚士養成教育モデル・コア・カリキュラム」諮問委員会で、研究代表者と研究協力者12人は平成26年から28年にかけて3年間で18回の委員会を開催し、「言語聴覚士養成教育ガイドラインとモデル・コア・カリキュラム」の骨子となる枠組みを作成した。学会等で発表し多くの言語聴覚士の意見を参考に修正を繰り返し、完成に至った。また、専門分野における科目の具体的な教育目標と到達目標を考案し、現役の言語聴覚士の意見を収集し修正した。専門基礎分野は試案を作成したレベルで完成まで至っていない。さらに、全カリキュラムの整合性の検証が残っている。
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