平成28年度を3年計画の第三段階と位置づけ、以下の活動を行なった。 (1)研究代表者と研究分担者は、定期的な打ち合わせを行い、最新の文献と情報の収集と分析、研究方法、研究結果、本課題の「まとめ」について討論をした。(2)ICTの教育利用及び大学英語教育の学会や研究会に積極的に参加し、最新の動向を調査し、研究に活用した。(3)大学英語教育でMOOCを使った授業を実践し、教授方略の提案を行なった。(4)更に教授方略を提案するために、実験室の環境で、大学生60名を対象に実証実験を行なった。(5)本研究で開発したMOOC尺度を使い日本人英語学習者の学習経験を評価した。(6)MOOC尺度と英語力との関係を明らかにするために、研究協力者(上原史子先生、三国由美子先生)が実施したアンケートを分析、検証した。(6)研究の成果を学会誌、国際学会等で公表した。(7)小冊子「大規模公開オンライン講座を利用した英語教育」を作成し研究の成果をまとめた。
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