本研究では、英語習得の方法として、大規模公開オンライン講座(MOOCs)の可能性に着目し、英語学習者がオンライン遠隔教育に参加し、学習をするためにはどのような要因があるのか明らかにし、評価ツールを開発した。実証研究の結果、三要因21項目から成るMOOCs for English Learners(英語学習者のためのMOOCs)尺度を開発した。またMOOCsを取り入れた英語授業を設計し、授業実践及び実験室実験を行い、開発した評価ツールを用い、MOOCsを利用した英語授業の評価を行った。さらに実証実験から得られた結果をまとめて、教授方略の提案を行った。
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