研究課題/領域番号 |
26350337
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
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研究分担者 |
瀬戸崎 典夫 長崎大学, 教育学部, 准教授 (70586635)
北澤 武 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (80453033)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 教育工学 / STEM教育 / タンジブル / 拡張現実 / インタフェース |
研究実績の概要 |
平成27年度は,3Dオブジェクトトラッキング(3DOT)を応用したタンジブル学習システムの開発に重点を置いて研究を進めた.まず,従来のマーカ式タンジブル教材を下方認識から,上方認識に変更し,開発を行った.そして,日本教育工学会全国大会にて成果発表を行った. 続いて,昨年度までの開発環境metaio社製metaioSDKから,統合開発環境Unityに移植を行った.metaio社の買収に伴ってシステム開発環境の変更を余儀なくされたためである.ここで,3DOTが安定しないトラブルが発生し,問題を解決できなかった.現在,技術者の意見を取り入れつつ,Unity環境で新規に開発を行っている. 一方で,従来のシステムを用いた評価実験をすすめた.特に空間的思考力育成課題として,天体の南半球問題を設定し,大学生を対象に実験室にて予備実験を行った.実験の結果,大学生であれば南半球問題について,十分製糖できることが明らかとなった.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
開発環境の提供元であったmetaio社の買収に伴って,システム開発環境の変更を余儀なくされた.ここで,3DOTが安定しないトラブルが発生し,問題を解決できなかった.現在,技術者の意見を取り入れつつ,Unity環境で新規に開発を行っている.
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今後の研究の推進方策 |
現在,新たな仮想環境とインタフェースの開発を進めている.まず,タンジブル教材を使用する際にモニタに提示する仮想環境のデザインを再設計し,開発している.一方で,ゼスチャーでの入力を可能にするインタフェースを新たに実装し,操作性の向上を目指している.
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次年度使用額が生じた理由 |
昨年度までの開発環境metaio社製metaioSDKから,統合開発環境Unityに移植を行った.metaio社の買収に伴ってシステム開発環境の変更を余儀なくされたためである.一方で,3DOTが安定しないトラブルが発生し,開発が滞った.そのため,経費の執行が遅れた.
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次年度使用額の使用計画 |
すでに,企業を通じて問題解決の依頼を行った.経費は開発費として今年度使用する予定である.
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