本研究では、3次元ゲームを用いて、簡易脳波計によるストレス評価について検討を行った。また、ビデオゲームによるストレスの影響を取り入れたゲームリテラシー教育の教材開発について検討した。その結果、脳波の平均β/α相対値は、ゲームプレイヤーのストレス評価の指標となることが示唆された。また、ゲームリテラシー教育に関しては、ビデオゲームが視力などの心身に与える影響、ビデオゲームが子供の遊びなどの社会性に与える影響およびビデオゲームをプレイする際の時間のルールの確立などを指導する必要があることが示唆された。
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