4年間の研究成果として、雑誌論文11件、学会発表20件、図書1件がある。 主な研究成果として日本国内では「東大寺二月堂修二会に用いられた木鉢(飯器)の材質・塗装構造より見た製作年代」(漆工史、第37号、2014年)、「木目塗の塗膜構造調査」(愛知県美術館紀要、2015年)、「宋代の犀皮と剔犀」(國華、1471号、2018年)がある。韓国に関しては「金海大成洞88号墳出土刀剣の鞘の特徴」(韓国保存科学雑誌、第34巻、2018年)がある。中国に関しては湖北省荊州市で開催された「出土木漆器科学技術保護学術検討会」(2017年)において「クリミア半島出土漢代漆器の保存処理」の口頭発表を行った。
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