本研究では、非日常的な微小空間の認識をサポートするために、光学顕微鏡で撮影した写真をもとに、3次元化が可能になるようにし、特殊なハードウエア・ソフトウエアに依存せず、実資料の付加情報や博物館展示・研究、科学教育分野への適用などにも適用もできことを目指した。内容は以下の3点である。 (1)軽微なハードウエア変更による顕微鏡写真撮影方法の確立するため、既存のステージおよび試料台を小改良を行った。(2)標準的な形状体を複数用意し、パソコン上で形状を微修正することで3次元形状が作成できるようにした。(3)3次元形状に表面情報を貼付し公開する手法の確立と最新Web技術への適用を行った。
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