主に身体動作を伴う伝統芸能について、モーションデータ、超高精細映像などのアーカイブ化を行い、身体動作を活用したシステムとして、少林寺拳法の単独演武作成システムと舎利容器のインタラクティブコンテンツを開発した。また、身体動作による入力インタフェースとして、Kinectなどを用いたジェスチャ入力手法について検討した。さらに、博物館展示支援システムを開発し、2つの博物館で実際に運用を行った。寺院を対象とした特別展ではVRゴーグルと襖配置システム、歴史をテーマにした企画展では江戸時代のすごろくの遊び支援システムと蒔絵万年筆のVRシステムを展示し、有用性を確認した。
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