研究課題
基盤研究(C)
本研究では、確率変数やファジィ数のみならず、ファジィランダム変数係数も混在する多目的農業計画問題に対して、機会制約法に基づく定式化と二段階計画法に基づく定式化を行い、複数の対話型意思決定手法を提案した。提案手法を、作物の利益係数や水供給量等の不確実パラメータを含む種々の農業計画問題に適用してその有効性を検討した。さらに、ファジィ利得を含む多目的二人ゼロ和ゲームに対して悲観的パレート解の概念を導入し各プレイヤーの満足解を導出するための対話型アルゴリズムを提案し、野菜出荷計画問題に適用した。
複合新領域