研究課題
基盤研究(C)
中越地震発生後10年を経て実施した新潟県職員調査から,震災対応業務に従事した職員の23%に震災後の業務負荷に伴う心身不調が生じておりて,不調者の52%は2か月程度で改善したものの,11%は2年以上持続する不調を感じていたことが明らかとなった。地方自治体の防災・危機管理担当部署を対象とする全国調査より,当該部署職員の平時における業務負担度の高さ,負荷の多様さが明らかとなり,これらの部署は平時においても職員の業務負担軽減対策やストレス対策が必要と考えられた。
公衆衛生学