姿勢の保持が困難な人に姿勢情報をフィードバックすることによって、バランス機能の補助が可能である。我々は、そのようなアシスト装置の開発している。健常者を対象として、身体を模擬した倒立振子モデルを振動刺激によるフィードバック情報のみで制御する実験を行い、モデルの傾斜角情報をどのようにエンコードすればよいのかを検討した。 モード1では単純なエンコード法を、モード2では細かく情報を与えるためのエンコード法用いた。実験の結果、予想に反して、モード1のほうが制御成績がよかった。さまざまな検討を行い、エンコード法の設計の際に、時間的な信号を考えていないことが問題となっていることを明らかにした。
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