研究課題
基盤研究(C)
金属と誘電体を積層させた薄膜干渉基板を利用すると蛍光を増強して観察することができる。しかし、薄膜干渉基板の蛍光増強現象が偏光依存性をもつことが原因で、通常の蛍光顕微鏡では、蛍光増強の効果は十分に得られない。そこで、薄膜干渉基板の蛍光増強効果を十分に得るために、特殊な偏光板を利用することで励起光を同心円状に偏光させ、これを利用した蛍光顕顕微鏡の開発を行った。この結果、蛍光は通常の方法に比較し42倍明るくなった。
バイオセンサー