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2016 年度 研究成果報告書

生体吸収性セラミックスβ-TCPの新規ワクチン・アジュバントへの応用開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26350524
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関静岡県立静岡がんセンター(研究所)

研究代表者

丸山 宏二  静岡県立静岡がんセンター(研究所), その他部局等, 研究員 (20311417)

連携研究者 石井 秀衛  静岡県立静岡がんセンター研究所, 実験動物管理室, 研究員 (60571213)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードβ-TCP / 免疫賦活 / マクロファージ / 樹状細胞 / インフラマソーム / ワクチン・アジュバント / 癌ワクチン
研究成果の概要

β-リン酸三カルシウム(β-TCP)は、生体適合性の高い骨補填剤として臨床での実績をもつ。本研究計画では、β-TCPの免疫系賦活作用に着目、新規ワクチン・アジュバントとしての開発研究を行い以下の知見を得た。
(1) β-TCPはマクロファージ(MΦ)と樹状細胞(DC)の活性化と成熟を誘導する。(2) Toll様受容体(TLR)リガンド存在下にβ-TCPはMΦとDCにおけるインフラマソームを活性化する。(3) マウス腫瘍モデルにおいて、β-TCP はTLRリガンドと相乗的に作用し、がんワクチンの抗腫瘍効果を著しく増強する。以上より、β-TCPが有望なワクチン・アジュバントであることが示された。

自由記述の分野

腫瘍免疫学

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公開日: 2018-03-22  

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