研究成果の概要 |
新規人工調製型肺サーファクタント(PS)におけるモデルペプチドは、肺胞運動を模倣した圧縮・拡張過程に拘らず優先的にα-ヘリックス構造をとります。その系へ部分フッ素化両親媒性物質を肺サーファクタント薬剤に添加し、その薬効の増大の遂行をはかる基盤研究を行いました。部分フッ素化両親媒性物質の添加により全ての脂質が流動化(分散化)が観察されました。この本研究の成果は,新規肺サーファクタントへの寄与は勿論のこと、更に広範な呼吸器疾患 (喘息, SARS, COPD等) への適用拡大へと貢献できる可能性を見出しました。
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