我々の目指す手術支援環境は、従来のCR画像を利用した2Dベースではなく、すべて3Dベースで術前計画立案、手術前・手術中支援、術後のケアまでを目標としている。そのために、本研究では、CR、CT、MR画像から取得した人体の3次元情報を利用して、1)個体差(骨密度、骨形状、体重等)を考慮した人体モデルの自動構築、2)テイラーメイド医療・ロボット手術のための術前計画支援・術中支援システムの研究開発、および、3)上記の試みに適した人工関節、骨折用プレート(プレート)、および手術時補助工具(補助工具)の設計手法の確立を行う。
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