研究課題
基盤研究(C)
本研究は歩行能力や起居動作能力と関連が深い筋である大腿四頭筋に関する研究である。地域で暮らす元気な高齢者から入院中の高齢障害者まで49名のデータを解析した結果、高齢障害者は元気な高齢者と比べ患肢も健肢も萎縮がみられること、リハビリテーション受療中でも2ヵ月後には健肢の萎縮が生じること、患肢では神経因性と思われる回復が先行した後、筋萎縮と筋力がともに回復しはじめること、が示唆された。
理学療法学