研究課題/領域番号 |
26350615
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
松田 史代 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (70437953)
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研究分担者 |
榊間 春利 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (10325780)
米 和徳 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (40182844)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 脳梗塞 / ラット / 回復 |
研究実績の概要 |
脳梗塞後の梗塞周辺部の修復・回復過程を検証することを目的に、SDラットをもちいて実験的脳梗塞を作製し、継時的に損傷周辺部の組織を観察した。脳梗塞は、塞栓糸を用いて左中大脳動脈に挿入し、60分の閉塞を行った後に再灌流した。このモデルは、人の脳梗塞病態に一番近いモデルとされ、世界的に脳梗塞実験で用いられているモデルである。脳組織は、継時的に脱血還流後に摘出し形態学用と分子生物学用にわけた。パラフィン包埋し、パラフィン切片を作製した。タンパクは抽出後、すべてのサンプルが同量となるようにサンプルを作製し、ウエスタンブロッドを行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
実験モデルの作製も安定して順調に行え、サンプルもパラフィン切片、タンパクと検証できるレベルまで作成できているため。
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今後の研究の推進方策 |
サンプル数が足りないグループがあるので、モデルを作成しサンプルを作成するとともに、サンプル解析も進めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
初年度にタンパク抽出がうまくできずに、当初の予定より実験の進行が滞り、その分の予算が次年度にまわったため
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次年度使用額の使用計画 |
当初の申請通り、消耗品を中心とした実験を遂行する上での試薬購入費等に使用する
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