研究課題/領域番号 |
26350620
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 山形県立保健医療大学 |
研究代表者 |
真壁 寿 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (60363743)
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連携研究者 |
神先 秀人 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (10381352)
南澤 忠儀 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (40347208)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 歩行 / ストライドインターバル / 非線形解析 / スケーリング指数 / 近似エントロピー / 認知課題 / 長期相関 / 規則性 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は歩行時のストライドインターバル(SI)の変動を非線形解析によって評価し、その臨床的な有用性を検討することである。非線形解析の評価パラメータは、スケーリング指数(α)と近似エントロピー(ApEn)とした。αはSIの変動の長期相関を表し、ApEnはSIの変動の規則性を表す。研究の結果、杖使用、脚長差によってαとApEnは有意に変化した。αとApEnは年齢によって有意に変化し、特に認知課題を負荷することによって、その差は顕著になった。これらは年齢による歩行中の脳内ネットワーク機能の低下によりもたらされたと考えられ、αとApEnは脳内ネットワーク機能の低下を示す有益な指標と考えられた。
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自由記述の分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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