著しいスピードで普及し始めたスマートフォンやタブレットパソコン等の情報通信機器を重度運動機能障害者の意思伝達に活用し、遠隔地通信システムの構築を図ることを目的に、インターネットの活用、Yes/No判定解析、家電製品との不具合、安価な光センサ・ウェアラブル機器の使用可能性、センサ基盤について検討した。社会的な通信環境変化もあり、遠隔地でも意思表示の情報共有は可能であった。また、安価な光センサでもYes/No判定が出来る可能性が見出された。Yes/No判定精度向上に向け脳波・脳血流一体型測定装置の試作を行なったが実用的レベルには至らなかった。
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