• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

変形性関節症におけるAGEの役割:OA発症と関節炎に起因する機能障害に着目して

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26350645
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関広島国際大学

研究代表者

小澤 淳也  広島国際大学, 総合リハビリテーション学部, 准教授 (00435059)

連携研究者 木藤 伸宏  広島国際大学, 総合リハビリテーション学部, 准教授 (40435061)
森山 英樹  神戸大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (10438111)
田中 亮  広島国際大学, 総合リハビリテーション学部, 講師 (50454880)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード終末糖化産物 / 軟骨代謝 / 関節拘縮 / 線維化 / 関節不動
研究成果の概要

ラットの膝関節に終末糖化産物(AGE)を蓄積させるモデルを用い、関節へのメカニカルストレスとしての走行運動に対する関節軟骨恒常性と、関節不動に伴う拘縮に及ぼす影響を検討した。AGE蓄積と走行運動の併用では、膝関節軟骨に明らかな軟骨減少や病理学的変化は認められなかった。関節拘縮への影響について、AGE蓄積のみでは関節拘縮は出現しなかったが、3週間の関節固定により、関節性拘縮がAGE蓄積関節でAGE非蓄積関節よりも重症化し、関節包では線維化関連遺伝子やコラーゲン遺伝子・タンパク増加を伴っていた。これらの結果から、高齢者や糖尿病患者の拘縮に対し、AGEを標的とした治療が有効である可能性が示唆された。

自由記述の分野

総合領域

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi