研究課題
基盤研究(C)
麻痺した手足の制御を行う機能的電気刺激において,刺激される神経軸索が太いほど電気刺激に反応する閾値が低いこと(逆サイズ原理)が知られており,収縮力の制御性を低下させる要因になっている。本研究は,周波数や振幅の異なる2つのバースト波を継時的に組み合わせて数10ms程度の周期で繰り返す刺激方法を提案し,その逆サイズ原理克服に対する有効性を示唆したものである。ホジキン・ハクスレーモデル,軸索ケーブルモデル,前腕皮膚電気刺激を用いて検討した。
生体情報工学