運動は身体活動レベルを保つのみならず、慢性疾患を抑え、更に、中枢神経系に対しても神経新生を促す効果があることが明らかになってきている。加えて、正常な運動の遂行には大脳基底核におけるドーパミンの働きが重要であることが明らかになってきている。またドーパミン放出には日内変動がある可能性が考えられている。そこで、運動による報酬系ドーパミンの働きと概日リズムが神経新生に影響するのか、トレッドミルを用いた自発運動神経新生の関係ならびにドーパミンの概日リズムによる調節の有無を調べた。自発的な運動量と神経新生の関係を免疫染色を用いて解析中である。またドーパミン放出には昼夜差がある傾向が見られた。
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