| 研究課題/領域番号 |
26350730
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| 研究機関 | 桜美林大学 |
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研究代表者 |
山口 裕貴 桜美林大学, 総合科学系, 講師 (50465811)
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| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| キーワード | 体つくり運動 / 体ほぐし / 体育理論 / 身体性哲学 |
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| 研究実績の概要 |
国内国外の体育実践、体育授業の実際を見学し、現代の学校体育に必要とされる、身体性哲学にまつわる理論的内容の検討を行った。具体的には、福島県郡山市を中心に、ボール運動をとおした身体への気づき、他者への配慮、全身的な運動の健康への貢献（いわゆる「体つくり運動」「体ほぐし」の観点）について、親子の触れ合いを重視する体育実践研究に講師として参画し、それに関連した指導者養成テキストや公式指導者認定試験問題集を発行したり、ロシアのモスクワにおける公立小中学校４校を訪れ、体育授業の見学、体育教師へのインタビュー調査、学校長へのインタビュー調査を実施し、わが国との共通点、相違点を検討した。論文については、法学的観点から学校体育事故の責任問題を論究した。学校体育に関する多方面からのアプローチにより、より充実した「体育理論」の教材化が可能であることを再認識した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
『福島の子ども達を健康に導く運動プログラム“BALL GAME”指導者育成講座テキスト』や『子ども達を健康に導く運動プログラム“BALL GAME”で楽しくからだを動かそう!! ～保護者の皆様へ～』の監修・執筆。これらを基にした『子ども達を健康に導く運動プログラム“BALL GAME”公式指導者認定試験対策問題集』を刊行した。論文も２本を掲載（神奈川体育学会紀要）した。
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| 今後の研究の推進方策 |
身体について思考するという営みをいかにして分かりやすく児童生徒に伝えるか。この点をより徹底して検討し、論文化していく。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
3年間の研究計画を立てているため、次年度についても物品費や旅費が発生する。
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| 次年度使用額の使用計画 |
ドイツの公立学校における体育授業を見学し、その理念、目的、内容等を分析する。アンケート、インタビュー実施のための通訳人雇用代、旅費、車代等が使用内容である。
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