研究成果の概要 |
本研究の目的は,スポーツにおける成功体験に焦点をあてることにより,それを導くアスリートや集団の心理的要因を多面的に捉えな がらメカニズムを構築していくことであった.その上で,環境要因を含む心理的なタフネスについて特に理解を深めることであった. 文献調査や質問紙調査を通じ、スポーツにおけるメンタルタフネスやレジリエンスについての概念を国内で初めて明らかにした。また、メンタルタフネス、楽観性、ポジティブな完全主義傾向、ホープ、レジリエンスなどの心理的傾向が成功への健康的なメカニズムへ関係していることが明らかとなった。
|