研究課題/領域番号 |
26350751
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研究機関 | 千葉工業大学 |
研究代表者 |
森田 啓 千葉工業大学, 工学部, 教授 (80337708)
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研究分担者 |
谷合 哲行 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (20348361)
引原 有輝 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (10455420)
東山 幸司 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (60433679)
金田 晃一 千葉工業大学, 工学部, 助教 (10534589)
若林 斉 千葉工業大学, 工学部, 助教 (50452793)
天野 和彦 筑波技術大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (20251051)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 身体知 / 大学体育 |
研究実績の概要 |
平成26年度は①学生が授業運営に参画し、討論しながら授業を進め、課題探求能力の育成を目指すプログラムの実践、②専門領域を超えた教員が授業に加わり、広い視点の獲得を目指すプログラムの実践、③研究活動への動機づけを目指すプログラムの実践、④他大学と交流し、共同教育プロジェクトをおこなうプログラムの実践を行い、それぞれのデータ収集を行った。 ①は「スポーツ科学(ニュースポーツ)(卓球)(サッカー)」、「集中スポーツ科学(フラッグフットボール)」、②は「集中スポーツ科学(フラッグフットボール)(スノースポーツ)」、「総合学際科目(身体論)」③は「スポーツ科学(卓球)(トレーニング)」「教養発展セミナー(スノースポーツ)」、④は「集中スポーツ科学(フラッグフットボール)」を対象授業とした。 本研究は、従来「健康に関する知識の獲得と実践」「体力向上」「生涯スポーツの実践」という高等学校と変わらない目標を設定してきた大学体育に対して、高等学校とは異なる大学ならではの体育の構築をめざすとともに、「理性」中心に進められてきた従来の学問に対して、「身体」の重要性を指摘し、科学や知に揺さぶりをかけることをめざしている。 本研究のコンセプトについては、日本体育・スポーツ哲学会第36回大会(2014年8月19日)において「大学体育の意義:「身体」からの科学、知の再編をめざして」というタイトルで発表した。今年度の①に関する成果は、日本体育学会第65回大会(2014年8月27日)において「PBLとしての大学体育:教えあい学びあいを中心に」というタイトルで発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
すべての項目について、データの収集は順調に進んでいる。分析についてはおおむね順調に進んでいる。一部の成果についてはすでに学会発表し、学術誌にも投稿中(審査中)である。
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今後の研究の推進方策 |
現在行っている内容を継続して行っていく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
データの収集はほぼ予定通り行えたが、分析のための時間が確保できず、分析を依頼するはずだった謝金、アルバイト費を使用しなかったため。 ゲーム教材を用いた授業を計画していたが、予定通りに進んでいないため。
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次年度使用額の使用計画 |
今年度はデータ分析のための謝金、アルバイト費を計画通り使用予定である。またゲーム教材を用いた授業に代わり、現在行っているプログラムを充実させる予定である。
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