研究分担者 |
谷合 哲行 千葉工業大学, 先進工学部, 准教授 (20348361)
引原 有輝 千葉工業大学, 創造工学部, 准教授 (10455420)
東山 幸司 千葉工業大学, 創造工学部, 准教授 (60433679)
金田 晃一 千葉工業大学, 先進工学部, 准教授 (10534589)
若林 斉 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (50452793)
天野 和彦 筑波技術大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (20251051)
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研究実績の概要 |
平成28年度は①学生が授業運営に参画し、討論しながら授業を進め、課題探求能力の獲得をめざすプログラムの実践、②専門領域を超えた教員が授業に加わり、広い視点の獲得をめざすプログラムの実践、③研究活動への動機づけをめざすプログラムの実践、④他大学と交流し、共同教育プロジェクトを行うプログラムの実践を行い、データ収集および分析を行った。本研究3年間のまとめは以下のとおりである。従来「健康に関する知識の獲得と実践」「体力向上」「生涯スポーツの実践」といった高等学校の教育目標と同じキーワードで実践されることが多かった大学体育であるが、「身体」を教育する体育の特徴としては、「身体」と関連しない学問領域はないといっても過言ではなく、あらゆる領域と連携することが可能である。この特徴を活かし、大学体育は教養教育のみならず、さまざまな専門教育とも連携すること、体育の意義、評価を高めることが可能である。本研究の成果については、下記にて公表した。①森田啓、引原有輝、若林斉、金田晃一、西林賢武、「学士課程教育における大学体育:その可能性と再定義」、『体育学研究』第61巻第1号、pp.217-227,2016.②森田啓、「大学における体育と他領域の連携:教養教育への展開」、『第32回関東地区大学教育研究会報告』、pp.2-7,2016.③引原有輝、森田啓、若林斉、金田晃一、「実技種目の異なる大学体育授業が社会人基礎力の育成に及ぼす影響」、『大学体育学』第13号、pp.16-25,2016. また下記の学会においても成果を発表した。①森田啓、「スポーツイベントの企画・運営を通したスポーツを支える大学教育」、日本体育学会第67回大会、2016年8月26日、大阪体育大学.
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