研究課題
基盤研究(C)
競泳の泳動作の共通性と多様性の探求を目的に研究を行った.その結果,ジュニアからシニアまで泳速度が年齢で指数関数近似できる共通性が認められたが,プル動作,リカバリ動作,左右の腕のコーディネーション動作に多様性が見られた.個人内のストローク多様性の一つである呼吸の有無では,呼吸動作が加わることによりストローク時間が約0.03秒増大し、泳速度の減少を招くことが明らかとなった.さらに呼吸時に水中手部軌跡が後方に滑る現象が減速の要因であることが示唆された.
スポーツ科学