研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的はスポーツ選手の方向転換能力の競技別特性を明らかにするとともに、方向転換能力の長期的変化やその改善のためのトレーニング方法について検討することであった。男子バレーボール選手を対象に、各種方向転換動作を伴うテストを実施したところ、方向転換能力と競技力及びポジションとの間に関係性が認められた。また、方向転換能力の長期な変化として、前方と側方への移動を伴う方向転換能力において有意な短縮がみられることが明らかとなった。さらに、方向転換能力を高めることを目的とした2種類のトレーニング法について検討を行い、その特性や実施条件について新たな知見が得られた。
総合領域