小学生4~6年を対象にアスリート群と準アスリート群、一般小学生群の3群のSSC能力を中心とした運動能力の測定を定期的に実施し検討した。測定延べ人数は、1826名、その中で遺伝子検査に参加した人数は84名であった。連続リバウンドジャンプを主とした下肢のバネの運動能力の変化では、体格の変化と必ずしも比例せず性差や月齢差があること、もう一つはこの年代の一部でACTN3遺伝子と敏捷性やSSC能力に有意な関連性がみられた。また、月齢との関係で神経系の運動能力の変化は約145ヶ月頃に1つのピークを迎える傾向がみられた。
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