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2018 年度 実施状況報告書

ジェンダーとスポーツからみた女子ラグビーをめぐる文化人類学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 26350807
研究機関岩手県立大学盛岡短期大学部

研究代表者

原 英子 (草場英子)  岩手県立大学盛岡短期大学部, その他部局等, 教授 (80180991)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2020-03-31
キーワード女子ラグビー / ジェンダー / 女子スポーツ / スポーツ人類学 / ラグビー
研究実績の概要

(1)研究成果の発表 ①国際学会における発表:昨年度に引き続き、ルーマニアで開催された第7回国際学術会議(the7th international conference) “Crossing Boundaries in Culture and Communication”において発表をおこなった。ここでは女子がラグビーを始める契機に関して、収集してきた資料をまとめ、’Why and How do Women Begin to Play Rugby in Japan'という題で発表をおこなった。女子のオリンピック競技の変遷をみながら、近年、特に1990年代以降の女子スポーツの動向に注目し、そのなかで女子ラグビーがどのような位置づけにあるのかを考察した。②論文‘Why and How are Recruited for Rugby?:the case of women’s rugby in Japan’(edited by Elena MUSEANU ”CROSSING BOUNDARIES IN CULTURE AND COMMUNICATION” Romanian-American University)volume 9 を印刷中である。ここでは、オリンピックにおける女子の競技進出について歴史的経緯を追いながら、女子がラグビーをはじめる動機について、考察した。特に2017年におこなった女子メンバーの多いジュニアチーム(女子メンバーが最も多い時で、全体の過半数を占めていた)と、他地域の資料を比較しながら、女子がラグビーをはじめる機会について考察した。

(2)調査 ルーマニア、ブカレストにおいて男子イメージのスポーツと女子イメージのスポーツに関するアンケート調査をおこなった。また比較のため、岩手県において、同様のアンケート調査をおこなった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

昨年度にひきつづき、国際学術会議での発表をおこなった。また研究成果の一部を英語で発表した。
国際会議での発表にあたっては、勤務大学からの支援費があり、旅費の支出が、研究計画作成時に予定していたほどはかからなかった。

今後の研究の推進方策

これまでの研究期間をとおして得られた研究成果をまとめながら、国際学術会議等での発表をとおして、海外への情報発信をおこなう。 また、引き続き、調査等をおこない、国内外の資料収集をおこなう。

次年度使用額が生じた理由

国際学術会議への参加において、勤務先大学からの支援があったため、当初の計画ほど旅費がかからなかった。次年度、国内外における資料の収集をおこなうとともに、これまでの研究期間で得られた研究成果を使用し、海外への情報発信をおこなう。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] Why and How are Recruited for Rugby?: the case of women's rugby in Japan2018

    • 著者名/発表者名
      Eiko HARA
    • 雑誌名

      Crossing Boundaries in Culture and Communication

      巻: 9 ページ: 印刷中

  • [学会発表] Why and How do Women Begin to Play Rugby in Japan2018

    • 著者名/発表者名
      Eiko HARA
    • 学会等名
      Crossing Boundaries in Culture and Communication
    • 国際学会

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公開日: 2019-12-27  

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