在日外国人児童生徒は、言葉や文化の相違、家庭や外国人コミュニティの環境等、非行化しやすい要因を多く持っている。また、こうした問題が、多文化共生社会の実現の障害となっていることも事実である。本研究では、彼らに対する教育プログラムを開発、実践していくことを目的としている。研究成果として、日本人生徒との協働プログラムの実践やスポーツやフィールドワーク等の体験型学習の有効性が確認された。成果物として、学校へのプログラム教材の提供に加え、家庭内での知識学習や保護者への必要情報を提供するためのリーフレットやwebサイトを作成した。
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