研究課題
基盤研究(C)
現在市販されている歩数計の多くは,高齢者の特徴であるゆっくりとした歩行や不規則な歩行には対応しておらず,歩数が正確にカウントされないことがしばしば見受けられる.本研究では角速度センサから得られる情報に基づく歩数カウントアルゴリズムを提案し,超低速度歩行に対応した歩数計を開発した.提案したアルゴリズムと開発した歩数計は,2 km/h未満の歩行においても実歩数との平均誤差が10%未満になり,角速度センサは超低速度歩行時の歩数カウントに有用であると示唆された.
生体医工学