1)catestatin CST364S多型の臨床的意義の確立。①日本人343名のG364S多型頻度は、6.1%。②同多型を有する人は、野生型を有する人に比べてSBP(収縮期血圧)が138.2±2.7と 132.0±1.1(p=0.040に比較して有意に上昇。③baPWV(脈波伝搬速度)が1696.9±60.1と1588.4±17.8(p=0.017)比較して有意に亢進していた。G364Sは血圧上昇を介した動脈硬化の進展が疑われる。Replication study計画中。2)PC12を用いてカテコ―ルアミン合成系酵素活性に与える影響を検討したが、有意な変動は見られなかった。
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