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2016 年度 研究成果報告書

膵β細胞特異的TNFα過剰発現マウスを用いた1型糖尿病発症メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26350897
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関大分大学

研究代表者

加隈 哲也  大分大学, 保健管理センター, 准教授 (80343359)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード膵β細胞特異的TNFα過剰発現マウス / 糖尿病抵抗性 / 肥満抵抗性 / 脂肪肝抵抗性
研究成果の概要

膵β細胞特異的TNFα過剰発現マウスは著明なinsulitisを呈しているが、インスリン分泌は比較的良好に保たれており、過栄養負荷に対しても糖代謝は良好であった。インスリン産生細胞が形態的、機能的障害に陥ったとしても、そこからparacrineしたTNFαにより、グルカゴンやソマトスタチンの機能的障害が同時に存在するため、相対的にインスリン作用が優位となり、糖尿病抵抗性になると考えられた。膵β細胞特異的TNFα過剰発現マウスは肥満抵抗性、脂肪肝抵抗性を示したことから、自己免疫性1型糖尿病の発症メカニズムの解明に向けたモデルと言うより、むしろ過栄養性脂肪肝抑制モデルとしての価値が注目された。

自由記述の分野

内分泌代謝

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公開日: 2018-03-22  

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