研究成果の概要 |
運動開始前の血中脂肪酸分画と体組成、経口糖負荷試験(OGTT)時の各指標との関連を検討した。OGTTを施行した111例(男54/女57, 平均年齢51.5±1.1歳(mean±SEM))が対象。DMでは、IGT, NGTに比較して、血中リノール酸濃度が有意に低く、血中リノール酸濃度は内臓脂肪面積と有意の逆相関を認めた。独自のトレッドミルプロトコールKEIO-SENIORで運動処方をした50例(男16/女34)で、運動処方6ヶ月後に有意な減量効果、血圧改善、糖代謝指標の改善を認めた。健常男性12例を対象とした高強度運動の指導後、16週後に、有意な運動耐容能の改善、筋肉量の増加を認めた。
|