糖化ストレス制御には①蛋白糖化最終生成物(AGEs)生成抑制、②AGEs分解促進、③AGEs/RAGE(Receptor for AGEs)シグナル抑制の段階がある。実験の結果、メラトニンは①AGEs生成抑制作用を有さず、③AGEs/RAGE(Receptor for AGEs)シグナルに影響しなかったが、②AGEs分解促進作用を有することが示された。 メラトニン分泌量の評価を行う目的で尿中メラトニン代謝産物6-OH-melatonin sulfate (SaMT)を測定した結果、ヒト尿中SaMTは成長ホルモン/IGF-I分泌と相関性を認めた。マウスでは尿中SaMTは検出感度以下であった。
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