研究課題
基盤研究(C)
本研究は、空間的環境の制約が大きい都市部の、同一市内の公立保育所のうち、園庭の広さが大きく異なる2園において、3歳~5歳の期間の幼児の外遊びの活動状況を比較して、園庭の広さが幼児の身体活動量に与える影響について検討することを目的とした.その結果、身体活動量は3歳後半、4歳後半、5歳後半で両園に差がみられたが、運動能力に顕著な差はみられなかった。しかし、運動能力は先行するデータ収集時の活動量に影響を受けると考えられ、交差時差遅れ分析の結果、両園で差異がみられた。
発育発達学