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2014 年度 実施状況報告書

乳幼児の描画発達に関する横断的縦断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 26350938
研究機関十文字学園女子大学

研究代表者

平田 智久  十文字学園女子大学, 人間生活学部, 教授 (30238365)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード乳幼児描画発達研究システム / JImager / 描画特徴 / 人物表現 / 配置特徴 / 上下の暗示
研究実績の概要

【乳幼児描画発達研究システム】JImagerのデータ数は平成26年3月時点で60,344点であったが、26年度中に11,710点の新たなデータを追加し、合計データは72,054点とした。今年度の作業はこの新たなデータの基礎データ入力に取り掛かっている。
その新たなシステムJImagerにおいて以下の通りデータの不備が明らかになった。
園児登録なし889件 幼稚園登録なし78件 配置特徴なし37,081件  制作日なし8,123件 色なし3,247件 上下の暗示なし48,716件  描画特徴なし17,467件 描材なし5,078件   人物表現なし2,314件であった。その内件数の多い、配置特徴・上下の暗示・人物表現のそれぞれの項目の「なし」に関しては入力時の段階で簡便にチェック入力できるシステムに変更したなど、そうした細部の変更を行い、目下修正作業も行っている。
さらに、JImagerでの検索結果を保存し印刷するシステムを再構築している。資料提供の園名や個人名が特定できてしまうことは、個人情報の保護に反するためである。それは閲覧できるシステムにおいても配慮しなければならないので、重要なシステム改良と考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

27年度はデータを検索し横断的縦断的研究に着手していく予定であったが、11,710点の新たなデータを追加し入力作業に時間を要していることと、より精度の高いシステムにしていきたいのでデータ不備を修正していることがその要因である。

今後の研究の推進方策

予定を変更してもより精度の高いシステムにしていきたいので、データ整理を重点的に行っていく予定である。その作業と並行してWeb公開をめざしJImajerの構築にあたる計画である。
その二つの作業は感性が深く、データ整理も学内Lanを介しているためWeb上での問題として捉え、システム変更に活用できると考えられる。

次年度使用額が生じた理由

新たなシステムJImagerにおいてデータの不備が明らかになった。
園児登録なし889件 幼稚園登録なし78件 配置特徴なし37,081件  制作日なし8,123件 色なし3,247件 上下の暗示なし48,716件  描画特徴なし17,467件 描材なし5,078件  人物表現なし2,314件であった。その内件数の多い、配置特徴・上下の暗示・人物表現のそれぞれの項目の「なし」に関しては入力時の段階で簡便にチェック入力できるシステムに変更したなど、そうしたシステム細部の変更を行い、目下修正作業も行っており時間を要している。

次年度使用額の使用計画

以前からのデータに加え新たにデータを加えているのは、乳幼児の発達研究に欠かせないデータにするためである。27年度は入力に関しアルバイトなどの人件費に重点を置いて、入力作業のスピードを向上させる。
また、その入力作業結果をそのままデータベースに組み込まず、平田智久か宮野(連携研究者)の確認済みのチェックを経てデータベースに組み込むことになっている。そのため新しいデータに加え、不備データの確認チェックを合わせた件数を行うことになる。その確認工程をよりスピード化する方法に予算を当てる計画である。現在無線LANを使いどこでも確認可能な方法を検討している。

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公開日: 2016-05-27  

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