研究課題
基盤研究(C)
近現代ロシアの人口動態は、①1920年代までの多産多死段階、②1930年代~1960年代の多産少死段階、③1970年代~1980年代の少産少死段階、④1990年代以降の超少子化段階を経てきた。③までの第1の人口転換において少死化(死亡率低下)を牽引してきたのは、①の段階の250‰(パーミル)以上というきわめて高い水準から、③の段階の20‰前後の水準まで低下した乳児死亡率である。この値は、第2の人口転換である④の段階に入って、5‰前後まで改善してきている。
保育学・子ども学