| 研究課題/領域番号 |
26350955
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| 研究機関 | 国立研究開発法人放射線医学総合研究所 |
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研究代表者 |
森岡 孝満 国立研究開発法人放射線医学総合研究所, 福島復興支援本部, 主任研究員 (70253961)
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| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| キーワード | がん予防 / 放射線 / カロリー制限 / 消化管腫瘍 |
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| 研究実績の概要 |
小児期放射線被ばくにより誘発される放射線特異的消化管腫瘍に対するカロリー制限の開始年齢と予防効果の検証をC3B6F1 Apc Min マウスを用いて検討中である。
現在までに、2週齢の雄C3B6F1 Apc MinマウスにX線2Gyを照射し、7週齢からカロリー制限をすることで腫瘍の数とサイズを抑制することが分かった。腫瘍数に関しては、カロリー制限の期間が長期の場合に抑制効果が認められた。現在、カロリー制限を4、10、20週齢から開始する実験を設定し成人からのカロリー制限が腫瘍抑制に有効であるかの検討を開始している。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
初年度の平成26年に本研究所実験動物施設で発生したマウス肝炎ウイルス汚染事故に伴う実験途中のマウスの処分と施設全体の除染作業および平成27年度に作製予定のC3B6F1 Apc Minマウス用の交配マウスである雄B6 Apc Minマウスの作製が困難を極めたため、計画通りの遂行に支障が出た。
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| 今後の研究の推進方策 |
実験計画の遅れを取り戻すべく、交配用雄B6 Apc Minマウスの作製匹数を増やすと共にC3B6F1 Apc Minマウスの作製数を増やすべく、雌C3Hマウスの購入匹数を増やし全ての実験群の設定を今年度前半中に終了し、スケジュールの解剖、病理解析、結果のまとめを行う。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
初年度の平成26年に本研究所実験動物施設で発生したマウス肝炎ウイルス汚染事故に伴う実験途中のマウスの処分と施設全体の除染作業および平成27年度に作製予定のC3B6F1 Apc Minマウス用の交配マウスである雄B6 Apc Minマウスの作製が困難を極めたため、計画通りの遂行に支障が出た。
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| 次年度使用額の使用計画 |
実験計画の遅れを取り戻すべく、交配用雄B6 Apc Minマウスの作製匹数を増やすと共にC3B6F1 Apc Minマウスの作製数を増やすべく、雌C3Hマウスの購入匹数を増やし全ての実験群の設定を今年度前半中に終了し、スケジュールの解剖、病理解析、結果のまとめを行う。
本年度は、カロリー制限食に加えC3B6F1 Apc Minマウスの作製を増やすために雌C3Hマウスを多く購入予定である。
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