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2017 年度 研究成果報告書

周産期における薬剤応答性アミノプロダクトの探索と薬剤作用機序の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26350957
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物分子化学
研究機関筑波大学

研究代表者

加香 孝一郎  筑波大学, 生命環境系, 講師 (60311594)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードアミノ基 / アミノプロダクト / 妊娠高血圧 / PAHマウス / MALDI-QIT-TOF/MS / LC-MS/MS
研究成果の概要

妊娠高血圧モデルマウス(PAHマウス)へ投与された降圧剤に応答して、胎仔体内または母体血中でその濃度が変化するアミノ基含有物質(アミノプロダクト)として、それぞれエタノールアミン(Etn)とtele-メチルヒスタミン(tMH)を単離・同定した。妊娠後期の胎仔体内で高値であったEtnは、母体への血管収縮抑制剤(Hdz)及びアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)投与に応答して、正常胎仔レベルまで改善が見られた。
一方tMHは、Hdz投与のみで母体血中濃度の上昇が観察されたが、これは投与したHdzによりtMHの代謝酵素であるモノアミン酸化酵素Bの活性が、母体内で抑制された結果であることが示唆された。

自由記述の分野

ケミカルバイオロジー

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公開日: 2019-03-29  

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