• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

抗争政治論アプローチからの中国文化大革命の研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26360011
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域研究
研究機関神戸大学

研究代表者

谷川 真一  神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (40410568)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード中国 / 文化大革命 / 抗争政治 / 派閥抗争 / 集合的暴力 / 軍 / 相互行為 / 政治的アイデンティティ
研究成果の概要

本研究は中国文化大革命を、政治社会学の新たな潮流である抗争政治論アプローチを用いて分析することを目的とした。3年間(H26~28)の研究成果は以下の通りである。①本研究の基礎資料である紅衛兵新聞を130部収集し、基礎データを構築した。これらの資料を基に、②西安の紅衛兵の派閥は、アクター間の相互行為を通じて形成された一種の政治的アイデンティティ基づいていたこと、③中央と省軍区、軍分区・県レベルの地方部隊の相互行為が、陝西省農村部における派閥組織間の武闘の拡大・長期化の原因となっていたこと、また④派閥による地方権力の独占が政府による抑圧的暴力の原因となっていたことを明らかにした。

自由記述の分野

社会学、現代中国研究

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi