大メコン圏経済回廊：ヒトのコネクティビティ

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26360036
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 地域研究
• 研究機関: 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所
• 研究代表者: 石田 正美 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 開発研究センター, 研究センター長 (10450488)
• 研究協力者: Phi Vinh Tuong ベトナム社会科学院, ベトナム経済研究所経済開発研究, 課長 ; Keeratiporn Jutaviriya コンケン大学, 人文社会科学部メコン地域多様性研究センター, 副所長 ; Tran Thi Van Anh ベトナム社会科学院, ベトナム経済研究所, 研究員 ; Nattawat Auraiampai コンケン大学, 人文社会科学研究科 ; Tran Luc Tu クアンビン大学, 経済観光学部, 部長 ; Chung Nguyen Van クアンビン大学, 経済観光学部, 講師 ; Le Thi Ha Quyen フエ大学, 観光サービス学研究科
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: ヒトのコネクティビティ / 観光 / 留学生 / 姉妹都市関係 / 道路インフラ開発 / タイ東北部 / ベトナム中部 / ラオス中部

研究成果の概要

タイ東北部、ベトナム中部でのフィールド調査でのインタビュー結果に加え、ラオス国境での出入国データを活用、今回調査対象とした国境ではタイ人とベトナム人の越境が多く、従来のタイ人のベトナムへの観光客に加え、近年はベトナム人のラオスやタイ東北部への観光客の増加を示唆する結果が示された。また、留学生の移動では、ベトナム中部の各大学での留学生の受け入れ傾向が示され、特にラオスからの留学生が1000人以上の規模で受け入れている大学も存在した。また、該当地域の3ヵ国の地方政府間交流が盛んな状況が示された。これらは、これら3ヵ国の越境道路の整備が行われていなければ、実現しなかったであろうことである。

自由記述の分野

地域研究