本研究は「農文化システム」の中にある里山フットパスを主軸とした地域振興への新たな観光モデルを提唱し,そのための基礎研究を行う。具体的には、1つ目に、農耕文化と歴史的ストーリーの掘り起こしを行うことで農文化の多様で魅力的なコンテンツを探ることと、2つ目は、トレイルの多面的価値を経済的に評価し、持続可能な管理方法と活用方法を探ることを目的とする。結果、地域資源を利活用した観光を二次的自然保全に繋げるためには,受益者支払いや,ボランティア活動支援など複合的なアプローチが保全対策の策定に効果的であることが示された。また,研究課題解明にICTを活用し,農村振興の策定のためのICT活用の可能性を提示出来た
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