根拠に基づくヘルスツーリズムの体系整理の一環にホテルと連携したヘルスツーリズムプログラムの効果検証を実施、主観的心理評価で身体のこり、疲労度、ストレス度、肌の状態の項目に有意な改善効果が認められた。日本のヘルスツーリズム政策動向、推進事例と課題抽出では、主催者が目的と対象を明確にし、医療機関、医療専門職の関与(有無)を基準とした分類が重要であることを国際学会で発表した。ヘルスツーリズムはヘルスケアサービスという理解、海外のスパツーリズムを中心とするヘルスツーリズムとは異質であることを認識し、「地域活性型」「宿泊型新保健指導」という日本独自のヘルスツーリズムとして発展させていくべきと結論づけた。
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