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2016 年度 研究成果報告書

生命を自然観の基礎においた技術哲学の総合的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26370013
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 哲学・倫理学
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

瀬口 昌久  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40262943)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードプラトン / アリストテレス / ピュシス / テクネー / 技術 / 生命 / プシューケー / ソーマ
研究成果の概要

プラトンの自然観において、ソーマ(物体)の無秩序な動に先だって存在するのは、「自分で自分を動かす動」としてのプシューケー(魂/生命原理)であり、プシューケーが物体よりも年長であり、先在するとされる。『ティマイオス』では、プシューケーが第一原理とされ、ソーマは副原因と認定される。『ソピステス』、『ピレボス』、『法律』でも、ソーマを第一原理とする物質主義的機械論は明確に否定され、プラトンはプシューケーを自然世界の第一原理に据えている。プラトンは、ソーマでなく、ヌース(知性)をもつプシューケーこそを自然世界の第一の原理とすべきであるとして、我々が抱く常識的自然観の根本的転換を求めている。

自由記述の分野

哲学・倫理学

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公開日: 2018-03-22  

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