本研究プロジェクト「「世界への愛」をめぐる現象学的探究」では、ニーチェ、ハイデガー、アーレントの哲学的パースペクティヴに基づき、「人びととともに‐物たちのもとで‐私は世界に住まう」という根源的事実を現象学的に解明し、われわれの世界を愛することを学ぶレッスンを積むことを試みてきた。公刊した主な研究成果としては、秋富克哉・安部浩・古荘真敬・森一郎編『ハイデガー読本』/『続・ハイデガー読本』(法政大学出版局、2014年/2016年)、ハンナ・アーレント著、森一郎訳『活動的生』(みすず書房、2015年)、フリードリヒ・ニーチェ著、森一郎訳『愉しい学問』(講談社、2017年)。
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