研究課題/領域番号 |
26370048
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
森 由利亜 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30247259)
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研究分担者 |
松本 浩一 筑波大学, 図書館情報メディア研究科(系), 教授 (00165888)
丸山 宏 筑波大学, 人文社会科学研究科(系), 教授 (00229626)
浅野 春二 國學院大學, 文学部, 教授 (30289714)
鈴木 健郎 専修大学, 商学部, 准教授 (40439518)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 道教 / 呂祖 / 扶鸞 / 金蓋山 / 道蔵輯要 / 蒋予蒲 / 覚源壇 / 清代道教 |
研究実績の概要 |
昨年度は、次の国際学会において清朝道教に関する以下の研究報告を行った。森由利亜(研究代表者)は 2014年11月15日、アメリカ合衆国ニュージャージー州立ラトガーズ大学中国学センターで開催された、同中国学センター・孔子学院・同大史学部共催シンポジウム “Daoism and Local Society in Late Imperial and Modern China(後期帝政及び近代中国における道教と地域社会”にて“Wang Changyue王常月, Jianyue Duti見月讀體, and Hanyue Fazang 漢月法藏: Daoists' Ordination Reform Seen in the Context of Buddhists' Vinaya Reformation in Jiangnan in Seventeenth Century(王常月・見月讀體・漢月法蔵――十七世紀江南の仏教における戒律改革の文脈における道教の伝戒改革)”と題して研究報告を行った。 森由利亜(研究代表者)は、2014年12月11日香港中文大学・パリ高等研究院・早稲田大学総合人文科学研究センター(RILAS)共催シンポジウム「清代道教研究国際学術研討会―呂祖信仰・ケイ壇與宗教革新」(会場:香港中文大学)にて“Jiang Yupu's Jueyuan Altar and the Tradition of the Quanzhen(蒋予蒲の覚源壇と全真教の伝統)”と題して研究報告を行った。 丸山 宏 (分担研究者)は、2014年12月11日香港中文大学・パリ高等研究院・早稲田大学総合人文科学研究センター(RILAS)共催シンポジウム「清代道教研究国際学術研討会―呂祖信仰・ケイ壇與宗教革新」(会場:香港中文大学)にて、「清朝道光年間金蓋山道壇所創造之経典初探《玉清賛化九天演政心印集経》・《玉清賛化九天演政心印宝懺》為中心之探討」と題して研究報告を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初予定していたアメリカ・コロラド大学でのシンポジウムが延期となったため。
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今後の研究の推進方策 |
2015年度からは、研究会の活動を一層充実させ、より効率的に成果を蓄積することを目指したい。
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次年度使用額が生じた理由 |
米国コロラド大学での共催シンポジウムが先方の都合により延期となっているため。
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次年度使用額の使用計画 |
米国コロラド大学での共催シンポジウムについて、先方に調整を依頼し、2015年度もしくは2016年度に実施する計画である。それについては、研究分担者一人について60万円前後の出費を見込んでいる。
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