本研究者は研究課題「チベット仏教における大中観他空説の思想基盤に関する研究」に3年間取り組んだ。この間、2度に渡ってネパールにおいて現地調査を実施し、文献資料の収集に努めた。その成果を国内の学会3回(日本印度学仏教学会第65・66・67回大会)、和文論文4本(うち査読有3本『「コントゥルの『大中観他空説手引』について」印度学仏教學研究』第63巻2号、「ゲツェ・マハーパンディタによる「サムイェの衆論」論考 」同第64巻第1号, 「カルマパ13世の大中観他空説」同第65巻第1号)、英文論文2本、単行本1冊として発表した。
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